【ラマダン】2021年(1442 H)ラマダンチャレンジ 27日目

インドネシアのみならず世界じゅうのイスラム教徒の1年に1回の重要な行事、ラマダンが始まって27日目。

筆者も個人的に思うところがあって、イスラム教徒のインドネシア人の文化・習慣の一つを身をもって体験し、理解することを兼ねて、30日間、大胆にも断食にチャレンジする企画。

一昨日より4日間、ラマダン月の終了後、すなわちレバラン中のことについてお話ししております。

 

隣国マレーシア、ブルネイ、シンガポールでは

インドネシアの隣国マレーシア、ブルネイも、イスラム国家(しかもイスラム教が国教)。
シンガポールはイスラム国家ではありませんが、マレー系の人々はイスラム教徒。
当然、ラマダン月は断食(プアサ:Puasa)をしています。
そして、ラマダン月が終わると、断食明け大祭。これもインドネシアと同じです。

ただし、レバラン(Lebaran)という言葉はインドネシアでしか通じません。
マレーシア、ブルネイ、シンガポールでは、ハリ・ラヤ・プアサ(Hari Raya Puasa)と呼ばれます。
または、アラビア語であるイード・アル・フィトル(Eid al-Fitr、عيد الفطر‎)から派生してアイディルフィトリ(Aidilfitri)ともいいます。

 

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オープンハウス

断食明け大祭にこぞって帰省する、子供たちはお年玉をもらえる、等々はインドネシアと同じ。

インドネシアと大きく違う部分は、「オープンハウス」が大々的に行われること。
オープンハウスとは、その名の通り、自宅に誰でも招き入れてご馳走を振舞うことです。
インドネシアでも田舎のほうでは行われているところもありますが、マレーシア、ブルネイ、シンガポールほどではありません。

 

OpenHouse Malaysia
マレーシアのモスクでのオープンハウス
(出典: 情報サイト Go Malaysia より 当該記事)

 

しかも、マレーシアでは、王宮や首相官邸すらオープンハウスをしますし、ブルネイでも王宮もオープンハウスをします。シンガポールでも大統領官邸もオープンハウスをします。
(インドネシアの大統領官邸でオープンハウスは行われることはありません)
(マレーシア王宮はオープンハウスを実施しない年もあります)

さらに、ブルネイ王宮でのオープンハウスの時に、国王陛下に謁見して握手することもできます。
宗教、国籍は関係なく、ですので、ハリ・ラヤ・プアサの時にブルネイに行けば日本人でも国王陛下に謁見、握手できます。
(ただし男性のみ。女性は王妃と王女に謁見、握手できます。)

 

OpenHouse Istana Nurul Iman
ブルネイ王宮でのオープンハウス。左のピンク服がハサナル・ボルキア国王。
(出典: ニュースサイト THE SCOOP より 当該記事)

 

 

 

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本日の朝食(サフール:sahur)と夕食(イフタール:iftar)

本日のFajar(暁:夜明け前)3:25、Magrib(日没)18:52

 

Sahur9Mei
朝食(サフール:Sahur):食事完了3:02

 

Iftar9Mei
夕食(イフタール:Iftar):19:25

 

 

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