【ラマダン】2021年(1442 H)ラマダンチャレンジ 21日目
インドネシアのみならず世界じゅうのイスラム教徒の1年に1回の重要な行事、ラマダンが始まって21日目。
筆者も個人的に思うところがあって、イスラム教徒のインドネシア人の文化・習慣の一つを身をもって体験し、理解することを兼ねて、30日間、大胆にも断食にチャレンジする企画。
本日と明日は、断食した場合の健康的な効果についてお話ししたいと思います。
効果その①、内臓の働きを復活させる
一日3食とったり、食べすぎたりすると、前に食べたものを消化している間に次の食べ物が体内に入ってきます。内臓は休むことなく働き続けなければなりません。当然、内蔵は疲弊してしまいます。
(中略)
プチ断食を行い、まとまった「空腹の時間」を作ると、まず、内臓の働きがよくなります。休憩をとった内臓は、疲れがリセットされて、しっかり働いてくれるようになり、下痢や便秘、アレルギーや体調不良なども改善されるはずです。
(出典: ビジネス雑誌ウェブ版 PRESIDENT ONLINE より 当該記事)
イメージ (出典: ウェブサイト illustAC より無料配布ダウンロード)
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効果その②、脂肪の分解、血流の改善を促進させる
私たちが食事で摂った糖質は、腸管で消化・吸収されます。(中略)余った糖質の一部はグリコーゲンとして筋肉や肝臓に蓄えられ、そこでおさまり切らなかった分は脂肪となって、脂肪細胞に蓄えられます。
(出典: ビジネス雑誌ウェブ版 PRESIDENT ONLINE より 当該記事)
「太る」メカニズムそのものですね。
糖質(炭水化物)を次から次から口にすると、「余った糖質」だらけになって脂肪がどんどん増えて、その結果「太る」ということです。
「空腹の時間」のあいだ、体は、外部から糖質を補給できません。そこで、まず肝臓に蓄えられたグリコーゲンを利用して、エネルギーを作ります。
そして、「空腹の時間」が10時間ほど続くと、肝臓に蓄えられたグリコーゲンが尽き、体は脂肪を分解して、エネルギー源に変えようとします。つまり、空腹の時間が長くなればなるほど、体内の余計な脂肪が分解され、減っていくのです。特に内臓脂肪は、皮下脂肪に比べて落ちやすいという特徴があります。
脂肪が分解されると、血液中の脂質が減り、圧迫されていた血管が解放されます。
(出典: ビジネス雑誌ウェブ版 PRESIDENT ONLINE より 当該記事)
断食、すなわち、ちょっとした飢餓状態を作り出すことで、体内の糖分(血糖)を補充するために脂肪が分解されていく、、、
すなわち、一日中肉体労働したり、マラソンを完走するなど過酷な運動をしなくても、正しく断食をすることで痩せることも可能、ということです。
効果その③、オートファジー
おそらく大多数の方にとっては聞きなれない言葉だと思います。
まずは、PRESIDENT ONLINEの記事から抜粋します。
オートファジーとは、細胞内の古くなったタンパク質が除去され、新しいものに作り変えられるという仕組みです。「空腹の時間」が続くと、体は生存するために、なんとか「体内にあるもの」でタンパク質を作り出そうとします。
このとき、細胞が内側から生まれ変わります。
オートファジーによって細胞が新しく生まれ変わることで、活性酸素の量が減り、体へのダメージを軽減できます。
オートファジーがもたらしてくれる恩恵は計り知れません。細胞が生まれ変われば、体にとって不要なものや老廃物が一掃され、細胞や組織、器官の機能が活性化し、病気になりにくく若々しい体になるのです。
明日、この「オートファジー」についてもう少し説明するとともに、どれくらいの時間断食をすれば効果が現れるのかを説明します。
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本日の朝食(サフール:sahur)と夕食(イフタール:iftar)
本日のFajar(暁:夜明け前)3:33、Magrib(日没)18:47
前夜の就寝時刻1:30 、起床時刻2:30
(ちょっとアクシデントがあって就寝が1:30になってしまいました)
祝日のため仕事は休み。超寝不足のため、7:00から13:00まで二度寝しました。
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