【ラマダン】2021年(1442 H)ラマダンチャレンジ 28日目
インドネシアのみならず世界じゅうのイスラム教徒の1年に1回の重要な行事、ラマダンが始まって28日目。
筆者も個人的に思うところがあって、イスラム教徒のインドネシア人の文化・習慣の一つを身をもって体験し、理解することを兼ねて、30日間、大胆にも断食にチャレンジする企画。
ラマダン月の終了前後、レバランに関する話題の4日目です。
新型コロナ禍のために2年連続・・・
2019年12月に中国大陸、武漢で発生した新型コロナウイルス・パンデミックはまたたく間に世界中に拡散され、日本はもちろん、インドネシアでも一気に拡散されてしまい、その挙句、世界中のほとんどの国で入国禁止措置すなわち鎖国・・・
インドネシアではラマダン及びその後のレバランにも当然影響が出ており、ラマダン期間中はモスクではなく自宅での礼拝が推奨され、レバランは帰省禁止令。
● インドネシア政府は、5月6日から17日まで、一部の例外を除き、国・州・県・市の境を越える移動を禁止する通達を発出しました。
● 物流サービス用車両の移動や出勤・出張、病気家族の訪問、死亡家族の弔問、妊婦及びその付添い(1名まで)、出産及びその付添い(2名まで)のための移動は、禁止の適用外とされていますが、出入域許可証(SIKM)を携行しなければならないとされています。
出入域許可証(SIKM)所持確認の検問
(出典: ニュースサイト Jakarta.Bisnis.com より 当該記事)
インドネシアニュースチャンネル Metro TV の報道より
Kementerian Perhubungan:運輸省
Direktorat Jenderal Perhubungan Darat:陸運局
Posko:番所、指揮所、本部
Pengendalian Transportasi Lebaran Tahun 2021:2021年レバラン移動規制
Pengendara Wajib Tunjukkan KTP & Surat Dinas:運転手はKTP(身分証)と通知書の提示義務がある
マレーシアなどでさかんに行われる(ラマダン後の)オープンハウスも、昨年に引き続き今年も禁止となっています。
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来年こそは・・・
日本に住んでいるインドネシア人の友人たちも、2年連続でレバランの実家帰省ができていません。
(日本は当然、レバラン休暇は存在しません。そもそも、宗教関係の祝日は一切ありません。なので、会社から特別に有給休暇を各自でもらって帰省するそうです。新型コロナ禍でなければ、ですが。)
幸いなことに、来年の4月がそのまま来年のラマダンと重なります。
すなわち、来年のラマダン(Ramadan 1443 H)は、来年の4月1日から4月30日。
レバランは5月1日からです。
そして、来年の日本のゴールデンウイークですが、、、、
4月29日(金):昭和の日
4月30日(土):ラマダン終了
5月1日(日)
5月2日(月)
5月3日(火):憲法記念日
5月4日(水):みどりの日
5月5日(木):こどもの日
5月6日(金)
5月7日(土)
5月8日(日)
5月2日と7日に有給休暇を取得できれば、2019年以来のゴールデンウイーク10連休も可能となります。
インドネシア人の友人たちも、来年はレバランにはゆっくり帰省もできるでしょう。
(ただし、インドネシア入国後は強烈な大渋滞とラッシュに耐える必要はありますが)
筆者も、来年も友人たちと断食(すなわちラマダンチャレンジ・アゲイン)をして、彼ら(の一部)と一緒にインドネシアでレバランを祝いたいと思っております。
・・・日本のみならず、インドネシアでも(この時までに)ワクチン接種が十分に進んで集団免疫ができていることが条件ですが。
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本日の朝食(サフール:sahur)と夕食(イフタール:iftar)
本日のFajar(暁:夜明け前)3:24、Magrib(日没)18:52
前夜の就寝時刻 23:00、起床時刻2:15
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