【ニュース記事から】大型連休と里帰りの時期が来た(インドネシア)


インドネシアのニュースメディアをいくつか覗いていると、今年もやってきたな、と感じるのが、このイベント。

レバラン(Lebaran) と 里帰り(Mudik)

レバランについて

レバランというのは、イスラム教の世界での 断食明け の大イベントのこと。

2018年6月6日現在、インドネシア、マレーシア、ブルネイの他、全世界のイスラム教徒は、断食の真っ最中。

ラマダン という言葉を聞いたことがあると思いますが、今がその ラマダン。

 

今年(2018年)は5月16日から始まり、今月6月14日までの30日間、健康なイスラム教徒は日の出から日没まで一切の飲食を絶っています。

※日没後はガッツリと食べます。飲食を断つのは日中のお天道様が出ている時間だけです。

 

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大型連休について

30日間の(日中の)断食が終わると、大型連休になります。

日本の感覚で言うと、正月とお盆が同時にやってきた、くらいで思っていただければ、と思います。

 

インドネシア人の場合、多くの人が「帰省」します。

この「帰省」は、インドネシア語では Mudik といいます。

(イスラム教の断食についての話や「ラマダン」という言葉についての話、断食中のインドネシア人の裏話、私がレバラン前後のインドネシアでひどい目に遭った話、等々は、別の日に機会を設けて紹介します)

 

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ニュース記事から

本日の記事は【ニュース記事から】というお題ですので、インドネシア大手全国紙 KOMPAS(コンパス)のインスタグラムサイトから。

 

KISAH MENARIK DI BALIK SEJARAH MUDIK…
MUDIKの歴史の裏にある面白い話

Pada zaman dulu, mudik dilakukan secara natural untuk mengunjungi dan berkumpul dengan keluarga.
Namun, menurut Silverio, dosen Sejarah Universitas Sanata Dharma Yogyakarta, pada era sekarang perantau yang mudik sekaligus menunjukkan eksistensi dirinya selama di perantauan. Mereka yang balik ke kampung akan membawa sesuatu yang membanggakan diri dan keluarganya.
Mudikとは、以前はレバランの時に家族親戚の家に(親戚)みんなで集まるための行事のことであった。しかし、シルベリオ氏(Silverio、ジャワ島中部ジョグジャカルタのサナタダルマ大学の歴史学講師)によると、今では、普段は故郷・実家を離れて(都会などで)暮らしてキャリアや実績を積み上げ、(レバランの時期になると)都会で得たキャリアや実績を自分と家族親戚への手土産に実家へ里帰りするようになった。

 

記事の文章だけ読むと、昔の日本(戦前戦後、高度経済成長前)と現代の日本の違いとだいたい同じだな、、、、とも思えるわけですが…

 

紹介したかったのは、この画像のほう….
(画像:帰省ラッシュ中の長距離列車内で座席も足りずに床でも座ったり寝たり….)

ハンパじゃないのが、インドネシアの帰省ラッシュ。
・ 大渋滞
・ 乗車定員超過(バスも車もバイクも)
・ 列車はぎゅうぎゅう詰め

 

日本でもお盆や正月の帰省ラッシュ時の人混みはハンパではありませんが、インドネシアではそのレベルが桁違い…
(大渋滞と乗車定員超過の体験談は、またいつかお話しします)

 

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