【ラマダン】2021年(1442 H)ラマダンチャレンジ 25日目

インドネシアのみならず世界じゅうのイスラム教徒の1年に1回の重要な行事、ラマダンが始まって25日目。

筆者も個人的に思うところがあって、イスラム教徒のインドネシア人の文化・習慣の一つを身をもって体験し、理解することを兼ねて、30日間、大胆にも断食にチャレンジする企画。

本日から4日間は、ラマダン月の終了前後、すなわちレバラン直前ないしレバラン中のことについてお話しいたします。

 

レバランとは

レバラン(Lebaran)、日本語で言うと「断食明け大祭」。
アラビア語であるイード・アル・フィトル(Eid al-Fitr、عيد الفطر‎)から派生してイドゥル・フィトリ(Idul Fitri)ともいいます。
日本の感覚で言うと、お盆と正月が一気に来る、という感じです。

それは「通常なら」なのですが、昨年に続き本年も残念ながら「帰省禁止令」が出ているため、せっかく30日間の断食を頑張った後にもかかわらず非常にかわいそうなのですが「我慢ウィーク」化してしまいます。
(このことの詳細については4日後に)

また、レバランに関する記事は、過去に当ブログにも記載しておりますので、こちらも併せてごらんください。

 

 

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レバラン前名物の大渋滞

これも「通常なら」の話です。

 

 

こちらの過去記事内の「体験談:2時間半が6時間半に」にもある通り、筆者自身も大変な目に遭ったことがあります。
通常2時間半で着く道中が、大渋滞のせいで6時間半もかかったのですが、これがレバラン前には通常の光景すなわち風物詩になります。

こちらの過去記事内にはありませんが、その大渋滞の中で多く見る光景が、これ。

 

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(出典: ニュースサイト TEMPO より 当該記事)

 

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(出典: ニュースサイト CNN Indonesia
より 当該記事)

 

筆者も、この大渋滞の中で「一家全員が1台のバイク(だいたい100㏄)」で大移動、という光景をハラハラしながらたくさん見ていました。
一家4人乗ったバイクが転倒しているシーンもあって、本当に危険です。
しかし、一家でこれ一台しかない、という家庭も少なくないので、やむを得ないと言われればそれまでなのですが。

 

naikmotorimage
イメージ (出典: ニュースサイト Kumparan より 当該記事)

 

日本でも大型連休となると(新型コロナ禍でなければ)高速道路は大渋滞、新幹線は「乗車率200%」、空港の国際線は「出国待ち2時間」というのをニュースでよく見かけます。
そうしてまで帰省したいか?と筆者は思ってしまうのですが、これが(インドネシアの)レバラン前となると、まだ断食期間中ですので日中は飲まず食わずで大渋滞に巻き込まれるわけですから、その精神力は相当なものになります。
(なお、筆者の場合はいつも「出国待ち2時間」になる前にインドネシアへ脱出させていただいております)

 

そして都心部は、誰もいなくなる

うって変わって、ジャカルタの都心部は、人はほとんどいなくなります。
日中は平日休日問わず大渋滞の大通りも、レバランになると車はほとんど走っていません。
みんな里帰りしており、企業もすべて一週間ほど休みになります。
ジャカルタに駐在している日本人社員も、することがないので大半の人は一時帰国するか近隣国へ旅行するかのいずれかだそうです。

 

 

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本日の朝食(サフール:sahur)と夕食(イフタール:iftar)

本日のFajar(暁:夜明け前)3:28、Magrib(日没)18:50
前夜の就寝時刻 23:00、起床時刻2:20

 

Sahur7Mei
朝食(サフール:Sahur):食事完了3:19

 

Iftar7Mei1
夕食(イフタール:Iftar):19:03

Iftar7Mei2
夕食(イフタール:Iftar)2回目(帰宅後)

 

 

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