【ラマダン】2021年(1442 H)ラマダンチャレンジ 8日目

インドネシアのみならず世界じゅうのイスラム教徒の1年に1回の重要な行事、ラマダンが始まって8日目。

筆者も個人的に思うところがあって、イスラム教徒のインドネシア人の文化・習慣の一つを身をもって体験し、理解することを兼ねて、30日間、大胆にも断食にチャレンジする企画。

本日は、イスラム教徒にとってラマダン中に奨励されていること、を解説いたします。
(奨励というより、イスラム教徒にとっては半ば義務ですが)

 

ラマダンとは

前回の記事でも述べた通り、イスラムの暦であるヒジュラ暦の9番目の月であるラマダンは、イスラム教徒にとって一年のうち最も神聖な30日間になります。

さらに、功徳のポイントアップが普段の数倍になるとされるので、普段不真面目(笑)であっても、この30日間はきっちりと頑張っていろいろ功徳のポイントアップに励みます。

 

 

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具体的には

したほうがいい、とあるが、経済的に余裕がある者には義務になっているのが、Zakat Fitrah と言われる、ラマダン時期にする寄付行為。

イスラム教徒の寄付行為を Zakat(ザカット)ともいい、イスラム教徒の負うべき5つの義務(信迎告白・礼拝・断食・喜捨・巡礼)のうちの一つでもあります。

(年1回の断食も、イスラム教徒にとっては義務です。筆者のような非イスラム教徒は自由参加ですが。)

特に、聖なる1ヶ月間であるラマダンの時期に行う「いいこと」は、ポイントアップ度も普段の数倍。だから、この時に、みんなこぞって施し・寄付をします。

特に、Zakat Fitrah では、お米を寄付します。経済的に余裕のある人が貧しい人たちに寄付をする、という趣旨がありますが、これは、イスラム教徒にとって半ば義務であり、しかも、寄付する米の量も、決まっています。
地域あるいはモスクにもよるそうですが、だいたい 2.5 kg から 2.7 kg、または 3.5 L(リットル) くらいです。

米の代わりにお金を寄付してもいいのですが、これも実は(地域あるいはモスクによるものの)金額が決まっています。
だいたい 40.000 Rp. から 50.000 Rp. (4万ルピアから5万ルピア、約350円~450円) です。

 

参考ページ

Di penghujung bulan Ramadhan ini, umat Muslim diingatkan untuk membayar zakat fitrah yang hukumnya wajib dan dibayar setahun sekali.

ラマダン月の終わりに、イスラム教徒には年に一度の喜捨(ザカット)、Zakat Fitrah を納めるように促されます。

Zakat ini dibayarkan dalam bentuk makanan pokok yang harus dilakukan sebelum batas akhir atau sebelum waktu shalat Idul Fitri. Besaran zakat fitrah 2020 yakni 2,5 kilogram beras atau makanan pokok lain.

この寄付は、断食明け大祭(Idul Fitri、レバラン)までに主食で納める必要があります。2020年の定められた量は、2.5 kgの米またはこれに代わる(相当する)主食です。

perhitungan zakat fitrah 2020 yang dibayarkan dengan uang tunai yakni sebesar Rp 40.000 sampai Rp 50.000.

現金で納める場合は、2020年は 4万ルピア(約350円)から5万ルピア(約450円)です。

 

Beras zakat fitrah
(出典: Kompas.com より拝借)

 

 

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本日の朝食(サフール:sahur)と夕食(イフタール:iftar)

本日のFajar(暁:夜明け前)3:52、Magrib(日没)18:36
前夜の就寝時刻 21:45、起床時刻 2:45
出勤日

Sahur20Apr
朝食(サフール:Sahur):3:38食事完了

 

Iftar20Apr1
夕食(イフタール:Iftar):18:37

 

 

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