身近にあるインドネシア語
ドリアン
ドリアンをアルファベットで書くと、Durian。
Durianは、英語でもあり、インドネシア語でもあり、マレー語(マレーシアの公用語)でもあります。
語源は、インドネシア語およびマレー語にあり、
Duri : (インドネシア語およびマレー語で) 棘・とげ
-an : インドネシア語およびマレー語の接尾辞で、名詞化する、または、さらに特定する機能を持つ
よって、Duri-an ⇒ 棘(とげ)のあるもの ⇒ ドリアン
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ランブータン
同様に、ランブータン(Rambutan)も、
Rambut: (インドネシア語およびマレー語で) 髪の毛
-an : インドネシア語およびマレー語の接尾辞で、名詞化する、または、さらに特定する機能を持つ
よって、Rambut-an ⇒ 毛のあるもの ⇒ ランブータン
ランブータン(出典:ウィキペディア日本語版「ランブータン」)
チャンプルー・ちゃんぽん
ゴーヤ・チャンプルー や ちゃんぽん(ちゃんぽん麵など)、
ゴーヤ・チャンプルーはゴーヤ(苦瓜)を他のおかずと混ぜた沖縄料理。
ちゃんぽん麵は野菜や肉などさまざまな具を混ぜたラーメン。
いずれも「混ぜる」ということが共通ですが、これも語源はインドネシア語およびマレー語。
Campur(チャンプル): (インドネシア語およびマレー語で) 混ぜる
ちゃんぽん はチャンプルが語形変化したもので、語源と意味は同じ。
ちゃんぽん麵(出典:ウィキペディア日本語版「ちゃんぽん」)
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オランウータン
(出典:ウィキペディア日本語版「オランウータン」)
英語、インドネシア語、マレー語いずれも Orangutan とスペリングしますが、実は語源は Orang hutan。
Orang: (インドネシア語およびマレー語で) 人
Hutan: (インドネシア語およびマレー語で) 森
すなわち、Orang hutan:森の人。
オランウータンはスマトラ島(インドネシア)およびカリマンタン島/ボルネオ島(インドネシアおよびマレーシア、ブルネイ)の森林にのみ生息する動物。
だから、語源がインドネシア語/マレー語から来ているわけですね。
余談ですが、Orang を使った言葉として、
Orang Jepang:日本人 (マレー語の場合は Orang Jepun)
2 orang:2人
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