【エアライン】日本からインドネシアへ・経由便(乗継)編
注※
現在、世界的な新型コロナ禍につき、各国で外国人の入国を厳しく制限しているため、コロナ禍終息後はどのようになるかは現在予想できません。
世界中が新型コロナ禍に見舞われる前の2019年現在の記事であることをお断りしておきます。
日本からインドネシアへ「第三国を経由して」行きたい場合…
何故わざわざ第三国を経由する便を選ぶの?
と疑問が沸く方も多いかと思いますが、理由はいろいろあります。
気になる航空運賃
お盆前のハイシーズンを避けて、お盆が過ぎた後の航空券(少しオフシーズン)で検索してみると、
関西国際空港発ジャカルタ行
直行便
・ ガルーダ・インドネシア航空(GA) 往復 約 78,000 円
経由便
・ マレーシア航空(MH) 往復 約 44,000 円
(クアラルンプール国際空港(KUL)にて乗継)
・ シンガポール航空(SQ) 往復 約 49,000 円
(シンガポール・チャンギ国際空港(SIN)にて乗継)
・ ベトナム航空(VN) 往復 約 46,000 円
(ホーチミン・タンソンニャット国際空港(SGN)にて乗継)
・ フィリピン航空(PR) 往復 約 45,000 円
(マニラ・ニノイ・アキノ国際空港(MNL)にて乗継)
・ アシアナ航空(OZ) 往復 約 67,000 円
(ソウル・仁川国際空港(ICN)にて乗継)
・ 大韓航空(KE) 往復 約 56,000 円
(ソウル・仁川国際空港(ICN)にて乗継)
・ チャイナエアライン(中華航空)(CI) 往復 約 50,000 円
(台北・台湾桃園国際空港(TPE)にて乗継)
※ スカイスキャナー 検索結果
2019年8月28日(水)関空発、9月10日(火)ジャカルタ発で検索。2019年7月9日現在。
FSC(フルサービス・キャリア)のみ表示しており、LCC(格安航空)は表示しておりません。
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インドネシア行きの直行便は割高傾向
直行便のガルーダ・インドネシア航空、結構お高いのです…
関西空港発の場合の直行便はガルーダ・インドネシア航空のみですが、羽田や成田発で検索しても、ANA や JAL の直行便も、往復でだいたい70,000 ~ 80,000 円くらいします。
つまり、日本からインドネシアへ行く場合は経由便を選ぶほうが安いのです…
(他にキャセイパシフィック航空(CX)やタイ国際航空(TG)などもあります)
(シンガポール航空は普段はもっと高い場合(60,000 円台や 70,000 円台)が多く、逆にチャイナエアラインは往復 40,000 円以下である場合もあります)
経由便のネックは時間
フライトスケジュールによっては経由地での乗継待ち時間もバラバラで、2~3時間待ちの場合から 15 時間から 20 時間近く待つ(ほぼ一晩~丸一日)場合もあります。
2~3時間待ちの場合は空港からは出られません(入国する時間的余裕はない)が、ほぼ一晩待ちの場合は、思い切って経由地である第三国に入国して一泊してしまうことも可能です。
入国する時間的余裕がなくても、経由地のグルメを楽しむ(その空港のレストランで食事)こともできますし、空港によってはファシリティは充実していて暇を持て余すことなく2~3時間過ごせる場合もあります。
(例として、シンガポール・チャンギ国際空港、クアラルンプール国際空港、仁川国際空港など)
フライトスケジュールのアレンジの仕方によっては、往路または復路の乗継待ち時間を「2日間」とか「3日間」にしてしまって、経由地の国でも2~3日滞在する、ということも可能です。
(この場合、経由地で24時間以上滞在することから、ストップオーバー扱いになるので、航空券によっては制限や割増が発生する場合がありますので、条件はよく確認してください。)
マレーシア航空やシンガポール航空を利用する場合
アシアナ航空やフィリピン航空、ベトナム航空の場合は、ソウル、マニラ、ホーチミンからジャカルタへの便が1日1本~2本なのでアレンジするにも限界はあります。
シンガポール航空やマレーシア航空になると、シンガポール-ジャカルタ間、クアラ・ルンプール-ジャカルタ間は1日に何本もフライトがありますので、アレンジしやすいと思います。
また、シンガポール航空でシンガポールからはジャカルタのみならずバリ島及びスラバヤへも行けますし、シンガポール航空を利用した場合、関西・羽田・成田以外にも中部・福岡からもシンガポール経由・乗継でインドネシアへ行くことができます。
マレーシア航空は、日本からは関西と成田からしか搭乗できませんが、クアラ・ルンプール経由・乗継でジャカルタのみならずバリ島、スラバヤ、メダンへも行くことが可能です。
マレーシア航空は、以前は福岡と中部からも搭乗できたのですが休止となってしまいました。また、インドネシアのバンドゥンとジョグジャカルタにも就航していたのですが、こちらも現在休止中です。
スラバヤ:ジュアンダ国際空港(SUB)
メダン:クアラナム国際空港(KNO)
エアアジアやスクートを利用する場合
LCC になりますが、エアアジアX(D7)を利用してクアラ・ルンプール経由・乗継、スクート(TR)を利用してシンガポール経由・乗継にすると、到着できるインドネシアの空港の選択肢がさらに増えます。
エアアジア・グループの場合:
ジャカルタ、スラバヤ、デンパサール(バリ島)、バンドゥン、スマラン、ジョグジャカルタ、マカッサル、メダン、パレンバン、パダン、バンダ・アチェ、プカンバル、ポンティアナック、ロンボク
スクートの場合:
ジャカルタ、スラバヤ、デンパサール(バリ島)、パレンバン、プカンバル
スクートは新千歳空港にも乗り入れているので北海道からシンガポール経由でインドネシアへ行ける
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経由便のメリットとデメリット
経由・乗継便を選択するメリットとして、
・ 日本からインドネシアへ行く場合、たいていは直行便よりも安い
・ フライトスケジュールの組み方によっては、乗継地からはジャカルタ、バリ島以外の空港へも到着できる
・ 乗継地である第三国にも足を延ばすことができる
・ フライト数が増えるので、その分、機内食が増える
デメリットは、何といっても、
・ 時間がかかる
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