【通貨・制度】インドネシア・ルピアとは？ 100000ルピア編
インドネシア共和国の通貨は、ルピア（Rupiah）です。
略して Rp. とも記されます。
インドネシアの紙幣
日本円の紙幣は 4種類 （10000円、5000円、2000円、1000円）しかありませんが（しかも2000円札は沖縄以外ではほとんど流通していない有り様…）、インドネシア・ルピアの紙幣は 7種類 もあります。
Rp. 100.000（10万ルピア札：約1000円）
Rp. 50.000（5万ルピア札：約500円）
Rp. 20.000（2万ルピア札：約200円）
Rp. 10.000（1万ルピア札：約100円）
Rp. 5.000（5千ルピア札：約50円）
Rp. 2.000（2千ルピア札：約20円）
Rp. 1.000（千ルピア札：約10円）
この額面に驚かれた方も少なくないかもしれませんね…（笑）
日本円で一体どれくらいの金額？？ と思われた方も多いでしょう。
為替の変動はありますが、おおよそで 100ルピア ＝ 1円 すなわち、ルピアの額面からゼロを2つ取り除く、と考えていただければ差支えないと思います。
例えば 50000ルピア は、だいたい 500円 くらいと考えていただいて差し支えありません。
日本円の感覚でいうと、10円から紙幣があり、最高額で1000円まで、という感じになります。
（ここでは物価の違いはお話ししません。それについては、また今度。）
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10万ルピア紙幣
最高額紙幣である Rp. 100.000（10万ルピア札）の紹介をします。
上側が2016年12月まで発行されていた旧紙幣、下側が2016年12月末から発行されている新紙幣です。
肖像画は、新旧紙幣いずれも、
左側： スカルノ（Soekarno）
右側： モハマド・ハッタ（Mohammad Hatta）
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肖像画の人物
スカルノは、インドネシア共和国・初代大統領。
モハマド・ハッタは、インドネシア共和国・初代副大統領です。
独立後の初代正副大統領、というだけでもインパクトはあるのですが、インドネシアの場合、独立戦争の英雄か否か、というのは非常に重要なファクターになります。
日本敗戦の2日後の 1945年8月17日 に インドネシア独立宣言 をした2人でもあり、その後のオランダとの独立戦争を戦い勝ち抜いた英雄でもあります。
1985年にジャカルタ郊外に開港した国際空港には「スカルノ・ハッタ国際空港（Bandar Udara Internasional Soekarno-Hatta）」と名付けられ、現在に至っております。
他のルピア紙幣についてはコチラ
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