【乗車体験記】恐怖の?エコノミークラス乗車体験
今はすでに廃止になった、ジャカルタ首都圏の電車の「エコノミークラス」。
・ エアコンなし
・ 扉は開閉しない(開きっぱなし)
・ 車内の電灯もまともに点かないのが多い
・ 屋根の上に乗り放題
な電車にチャレンジしてきたときの体験記です。(2012年9月)
乗車体験記
ジャカルタ北部、ターミナル駅である「ジャカルタコタ駅」の1つ隣、「ジャヤカルタ駅」にて、
ジャヤカルタ駅のチケットカウンター。
ここで、
切符を購入。
「エコノミークラス(Kelas Ekonomi)」
Rp.1.500,00 と書かれています。
運賃 1,500 ルピア、約 15 円です。これでデポック(ジャカルタの南隣の市)まで行けました。(所要時間1時間程度)
同じ路線で「エクスプレス」だと 2,000 ~ 2,500 ルピア、約 20 ~ 25 円。
日本では、最短区間でも15円や25円で乗れる路線なんて皆無です(笑)
(80円で乗れる路線なら大阪にあります。大阪メトロ御堂筋線に乗り入れている北大阪急行電鉄は1駅80円です。)
ちなみに今はすべて日本製のお古の「コミューター」に統一されており、運賃は同じ路線でだいたい 2,500 ルピア(約 25 円)ですが、それでも安いです。
余談ですが、ジャカルタ市内で最も多く走っているタクシー「ブルーバード・グループ」の初乗り運賃が 7,500 ルピア(約 75 円)です。(2018年現在)
この時は紙製の切符(磁気はついてない)でしたが、今は、ジャカルタ首都圏のコミューター路線は、SUICA や ICOCA のようなプリペイド式 IC カードになっています。
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駅にて電車を待つ…
話を戻して…
ホーム
この当時は、案内放送もなければ電光掲示板も皆無です。
これらは「エクスプレス」なので、この切符では乗車できません。
来ました。
「エコノミークラス」電車です。
わかりますか?
走行中にもかかわらず、扉は閉まっていません。
そして、所々、車内の電灯が切れています。
この画像からは(夜だったので)わかりにくいですが、屋根にも何人か乗っています。
エコノミークラスはワンマン運転(当時)なのか、、、ホームから電車に乗ろうとしたときに(発車の合図もなく)突然動き出すから、本当に怖かったですよ…
扉は開きっぱなしで走行するので、車掌も要らなかったのでしょうけど。
最初に来たエコノミー電車にゆっくり乗ろうと足を(車内に)踏み入れようとしたら、突然電車が動き出して、本気でビビった…
あと、もう一つビックリしたのが、、、(ホームで電車待ちの時に)私の横で待っていた若い男性。
エコノミークラス電車が来るや否や、車内に入らずに、車両の側壁に足をかけてスルスルっと屋根まで上っちゃいました(苦笑)
一瞬、サルかと思った….
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いざ、乗車
一応、電灯がきちんと点いている車両を選んで乗車しましたが、車内はお世辞にもキレイとは言えず…
車内で物売り(駄菓子や雑貨の類)しているオッサンもいたりで…
さらに一昔前は、エコノミークラス電車の中に鶏やヤギを持ち込んでいた乗客もいたらしいです…
「世界の車窓から」ではなく「走行中に扉が開きっぱなしの車窓から」
なかなかスリルありましたね。
開いている扉から身を乗り出している、このキケンな男性2人…
走行中にもかかわらず扉から身を乗り出して何を危ない真似を、、、、と思ってよく見ていたら…
身を乗り出しながら、タバコ吸っていました(苦笑)
一応、車内のほかの乗客を気遣って、煙が車内に残らないように配慮してくれたんだね(苦笑)
ってか、乗車中にタバコ吸うなよ(苦笑)
エコノミークラス電車(当時)は、車内で喫煙していても誰も咎めませんでした。
今のコミューター電車は、当然、電車内禁煙です。
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