【東南アジアのヴェニス】水の都・バンジャルマシン(南カリマンタン)
今年(2019年)8月26日、ジョコウィことインドネシア共和国大統領ジョコ・ウィドド(Joko Widodo)は、首都を現在の(ジャカルタのある)ジャワ島からカリマンタン島へ移転することを正式に表明しました。
そんなカリマンタン島(Pulau Kalimantan)、いったい何があるのか、観光できるようなところはあるのか、、、
(トレッキングやエコツーリズム以外で)
メジャーとは決して言えないものの、行けば話のネタになるような2都市を紹介いたします。
今回は、その第二弾。
南カリマンタン州・バンジャルマシン
南カリマンタン州(Provinsi Kalimantan Selatan)州都・バンジャルマシン(Banjarmasin)。
東カリマンタン州(Provinsi Kalimantan Timur)の新首都予定地の南側に位置しており、道路が整備されれば新首都予定地からも陸路で来ることも可能な場所にあります。
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水の都・東南アジアのヴェニス
バンジャルマシン市内の(もう少し拡大した)地図をご覧いただくと、
市内に大小の河川がいくつも流れているのがわかるかと思います。
河川に囲まれている、とも言えます。
マルタプラ川の本流といくつもの支流がバンジャルマシン市内を横切り、バリト川(左側の大きな川)に注いでいます。
バンジャルマシンの観光は非常にマイナーであり、「地球の歩き方」インドネシア編にも 1ページ分しか掲載されていません。
それでもいくつかの観光できる場所はあり、朝の水上マーケットが(バンジャルマシン観光の中では)最も有名ではあります。(後述)
私がおススメしたい、バンジャルマシンでのアクティビティは、市内の河川のクルージングです。
ポンティアナックのカプアス川では、木造船とはいえ大きな船に乗っての川幅の広い河川のクルージングですが、
バンジャルマシンでは、最大10人乗り程度の木造の小型ボートに乗り、川幅の狭い支流で両岸が水上家屋となっているところを航行します。
マルタプラ川・バリト川クルージング
バンジャルマシンでのクルージングの画像です。
マルタプラ川とその支流です。
支流の一部では、川の両岸に水上家屋が建っていて、実際に生活も営まれています。
衛星画像の地図で見ると、このあたりを航行しています。
マルタプラ川の河口を出ると、大きな河川であるバリト川へ。
貨物船の真横を猛スピードで突っ走るので、スリル満点です。
航行地点はこのあたり。
乗船場所
乗船場所は、マルタプラ川岸にいくつもあります。
私がクルージングしたときの乗船位置は、こちら(下の地図の、橋の北(上)側わたってすぐの場所)。
エンジン付きの木造小型ボートが何艘かたむろしている場所で声をかけるか、あるいは興味ありげに見ているとむこうから声をかけてきます。
乗船時間と値段
乗船時間はおよそ2時間。
値段は一艘で20万ルピア程度(Rp.200.000、約2,000円)。
数人で一緒に乗るとお得ですが、私の時は、私一人で一艘貸切状態でしたので上記の値段を一人で支払いました。
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その他の観光・水上マーケット
夜明けくらいの時間から(遅くとも)朝9時までしかやっていないため、朝起きれなかった私は行ったことはないのですが、バンジャルマシン市内の少し北側にテラプン水上市場(Pasar Terapung)が開かれています。
インドネシアTV放送 NET.TV の公式YouTube より、テラプン水上市場の動画が公開されております。
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