【レポート】ヘビの串焼き サテ・コブラ
「インドネシアの庶民的なB級グルメ、サテ(Sate)。」シリーズ・第4弾
過去の「サテ(Sate)」すなわち串焼きシリーズ
マンガブサール通り・夜の屋台群
ジャカルタ北部・マンガブサール通り(Jl. Mangga Besar)は、夕方になると歩道にビッチリと屋台が並び始めます。
(何故か最も多いのがドリアン屋台)
東西に延びるマンガブサール通りのうち、ハヤム・ウルッ通り(Jl. Hayam Wuruk:南北に延びる大動脈)から電車の高架下(マンガブサール駅のあたり)までの約800mにわたり、夜は歩道に屋台がひしめき合います。
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屋台群の中の異様な店
その中でも一際、異彩を放っている?のが、、、
わかりますか??
もうちょっと近づいてみましょう・・・
へ、ヘビ~~~!!
コブラだそうです。
マムシに見えましたが東南アジアにマムシは生息していません。
顔の背面が平べったくないので、キングコブラではありません。
当然、毒を持っています。
コブラの串焼きに挑戦してみた
コブラの屋台は、マンガブサール通りの屋台に3店舗ほど点在しています。
そのうちの一店舗に立ち寄ってみました。
店のおじさん曰く、串焼きにして食べるとのこと。
当然、挑戦してみました(笑)
(撮影の許可を得ております)
中から生きたコブラを一匹、おじさんが獲り出します。
毒のある頭部(口腔部)を慎重にかつ素早く切り落とし・・・
生き血をコップに注ぎ始めました・・・
そして、、、、
勧められました(笑)
意外と血生臭くなく、サクッと飲み干せました。
(毒があるのは牙の部分と頭部の一部であり、ヘビの血液内に毒があるわけではありませんので、ご安心を。)
血を抜いた後は、テキパキと皮を剥がし、、、
捌いていきます。。。
串焼きにできる部分は、ほんの一部のようです・・・
(丸ごと一匹を食するわけではないようです)
炭火焼きすること5分程度
できあがり。
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気になるお味とお値段は
気になるお味ですが、、、
コッテリしすぎず、かと言ってアッサリしすぎず、ちょうどいい感じ。
歯応えはあります。サテ・カンビン(Sate Kambing:ヤギの串焼き)よりも歯応えはあると思います。
一匹からたったこれだけしかサテ・コブラ(Sate Kobra)にできず、この5本と生き血付きで、10万ルピア(Rp.100.000,-:約1,000円。この時の実レートで約800円)は、かなりの割高。
精は付くのかもしれませんが、インドネシアの物価から考えても串焼き5本で約1,000円は、相当割高。
友人などを連れてマンガブサール通りの屋台に繰り出した時には、ネタとして試す(試させる)のはアリかもしれませんが、毎回気軽に食べられる代物ではなさそうです。
よって、「B級グルメ」として紹介するには割高でしたので、「体験レポート」として紹介いたしました。
話のネタにはなると思いますので、夜にマンガブサール通りに立ち寄られた際は、この屋台をお探しいただき、是非とも挑戦してみていただければと思います(笑)。
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