【赤道を跨ぐ!】西カリマンタン・ポンティアナック
今年(2019年)8月26日、ジョコウィことインドネシア共和国大統領ジョコ・ウィドド(Joko Widodo)は、首都を現在の(ジャカルタのある)ジャワ島からカリマンタン島へ移転することを正式に表明しました。
そんなカリマンタン島(Pulau Kalimantan)、いったい何があるのか、観光できるようなところはあるのか、、、
(トレッキングやエコツーリズム以外で)
メジャーとは決して言えないものの、行けば話のネタになるような2都市を紹介いたします。
今回は、その第一弾。
西カリマンタン州・ポンティアナック
西カリマンタン州(Provinsi Kalimantan Barat)の州都、ポンティアナック(Pontianak)。
実際に発音すると、語尾の k はほとんど発音せずに ポンティアナ になります。
この地図を見ても、カリマンタン島の西端にあるのね・・・くらいしか感じないかもしれません。
では、別のこの地図を見ていただければ、何か気づいていただけますでしょうか?
出典:CIA(米国中央情報局)公式サイト CIA.gov より
https://www.cia.gov/library/publications/the-world-factbook/docs/refmaps.html(POLITICAL SOUTHEAST ASIA)
これをさらに拡大すると
わかりますか??
0° は、緯度が 0° 、すなわち赤道です。
Pontianak(ポンティアナック)と赤道の横線が、バッチリと重なっているのです。
赤道の街・ポンティアナック
ポンティアナックは、赤道直下にある都市です。
ポンティアナック中心部から約10キロメートル南東にあるスパディオ空港(Bandara Supadio)も、、、
ここの駐機場にある座標の看板をよく見ていただくと、、、
南緯 0 度 8 分 50 秒 9
東経 109度 24 分 14 秒 8
スパディオ空港(ポンティアナック)が赤道のほんの少し南にあることが、わかります。
歩いて赤道を跨ぐ at 赤道記念碑
赤道都市ポンティアナックには、「赤道記念碑」(Tugu Khatulistiwa)という施設があります。
この中に入ることができます。
入場料無料。但し、訪問者の記帳を求められますので、記帳してください。
ここが赤道(インドネシア語:Khatulistiwa)であることを示しております。
そして、
赤道を跨いで・・・の図。
文字通り、実際に自分の足で赤道を跨ぐことができます。
北半球から南半球へ、南半球から北半球へ、歩いて超えることもできます。
秋分の日の正午に赤道の上に立つ
この(撮影した)日時は、とある年の 秋分の日の正午でした。
この画像からはわかりにくですが、、、
秋分の日(あるいは春分の日)の正午に赤道に立つと、どうなるかわかりますか??
自分の影が消えます!(笑)
春分の日あるいは秋分の日は、昼と夜の長さが同じになる日。
すなわち、太陽は赤道の真上にある日。ということです。
一方、正午は、一日の中で太陽が最も高くなる時刻。
春分の日あるいは秋分の日の正午に赤道の上に立つと、太陽は真ん真上にある、ということです。
このとき、前かがみしたり横に手を広げたりせず直立不動でいると、自分の影はできないことはイメージできるかと思います。
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